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トップをねらえ!トップをねらえ2!合体劇場版!!

(http://www.top2.jp/movie.html)


観てきた。全部で3時間半近く。
ネタバレ含むので、これから観るって人は、観てからこの先読もう。



自分の場合
トップ1:涙こらえるのに必死
トップ2:欠伸しまくり
これがこの作品の差である。2は決して駄作だとは思わない。
1が良すぎたのだ。


何度聴いても「1」の「ノリコ」(サントラ1枚め、トラック24)は反則である。
やはり田中公平御大は偉大。



仕方ないのだが、両作品とも駆け足すぎた。双方とも前半カットしまくり。
1度観た人が、復習に観るべきものだろう。
初めて観る人は劇場版から入らずに、OVAからしっかり観るべき。
どうせそれぞれ6話しかない。


特に「2」は残念な作品になってしまった。
カットされて残念だった場面は
・1話:ノノのイナズマキック(1話の宇宙怪獣がバスター軍団のものだったとすると、ノノがそれを攻撃するのはおかしい、ということになったからだろうか?)
・2話:ニコラのヴァンセット出撃(ラルクがニコラに思いを寄せていたことと、後にそれを裏切られたエピソード、ノノとラルクがディスヌフに乗って共闘する場面など)
・3話:チコのエピソード丸ごと(ソワサンシス撃墜〜キャトフヴァンディスでの出撃)
など。
4話でも、ノノとカシオが一緒に冥王星に行った事になっていたり、微妙な変更は多い。


そして致命的なのが「オープニングのカット」。
確かにOVAでも1話にはオープニングがなかったが・・・。(2話から)
しかし、トップ2の世界観に合っていた(と思う)「Groovin' Magic」。
無理にでも挿入すべきだったかと。


ちょっと自分でも分からなくなっているので、4話のタイタン重力変動源戦について、ちとまとめる。
・サーペンタイン姉妹(バスターマシン:カランドゥ)重力変動源の1撃で消し飛ぶ
・ニャーン(バスターマシン:トランシス)潰されて破壊
・グルカ(バスターマシン:カトルヴァンセ)キレてバスター岩石落としをしかけようとするも、パシカ(バスターマシン:ソワンテアン)が止める、変動重力源よりの攻撃で2機もろとも串刺し、細切れで爆発
・ロイ(バスターマシン:サンカント)おそらく重力変動源の攻撃で撃沈、やられた後の1カットしかなかったから探すの苦労したジャマイカ
この6人が戦死している。
キャラ一覧:(http://www.top2.jp/chara_topless_new.html)


あと、最終話の写真撮影、後列右から2番目の着ぐるみみたいなのは何だろう・・・。
(追記:一般公募した「キャラクターデザインコンテスト」の特別賞のキャラを、見事に全員出した訳か・・・。
参考:(http://www.top2.jp/special.html))



個人的に驚いたのは、1の最後。
内容的には何も変わっていない。
「見る側が」変わった。
「1」を初めて観たとき、ノリコたちは地球に帰れはしたが、もう誰もノリコ達を知る人は生きてはおらず(冷凍睡眠組はどうなったのだろう?)、彼女たちは孤独だろう、という事実がなんとも寂しく感じたものだった。
しかし、今はそのラストシーンを観ると、「2」のラストにおけるラルクの晴れ晴れとした顔が浮かぶ。
12000年後でも、その地球では「ノノリリ」の帰還を待っているラルクがいる。


それだけで、「2」の存在価値はあったと思う。